つまらない。何がつまらないって、今のインターネットのことだ。日本人は、基本的に外面と内面が一致してないという愛らしさがある。
ようは、外面はみんなそこそこ良いんだけど、内心は人の文句も言うし、陰湿なことを考えたり、
他人が優遇されているのを見ると、自分がその他人ほど努力もしていないのに、妬ましいと思う。

そういうチグハグさがあるのが、私たちの人間らしいところというか、日本人的な奥ゆかしさだと思っている。
ちょっと前までは、その普段ひた隠しにしている部分を、インターネットで全開にする傾向があった。ところが昨今は、そういう人もだいぶ減っている。

理由は単純。現実の世界が、インターネットに浸食し始めているからだ。これは全く馬鹿馬鹿しいもので、本来野暮もいいところって話である。(文:松本ミゾレ)

■「ネットの居心地が悪くなった」と感じる人たち
ここのとこ、SNSをやっていてもイライラすることが多い。意識高い系や、権利ばかり主張する声も、いい加減に見たくもない。
SNSにせよネット掲示板にせよ、そこで意思表示をする理由の根底にあるのは少なからず承認欲求と「自分を見て」というエゴがあるんだけど、
そのエゴに一枚何かを噛ませることで、正義の旗振りをしちゃってる奴が結構いるじゃないか。

あんまり言うと炎上(笑)して、clubhouseとかで晒上げ魔女裁判を開廷されるので具体的なことは伏せておくけれども、まあそういう一部の”ネットが下手な人”ってどんどん増えている気がする。

でも僕としてはもちろん、そういう人たちにもSNSやネット掲示板を使う権利はあると思うから、「不適切だからやめろ!」とは言わないけどね。

閑話休題。先日、5ちゃんねるに「最近のネットって居心地悪くない?」というスレッドが立っていた。

スレ主の意見はこうだ。

「昔のネットはいい意味で頭ぶっとんでる奴らがたくさんいて面白かった。けど今はガチでうさん臭い奴らが増えたし、変に意識高い奴らがたくさんいてすごく居心地が悪い」

まあ、前半はともかく、後半にはほぼほぼ同意するところである。
いるよねえ、お金配りだのクラウドファンディングだの動物を守るための寄付を募るフリーターだの、底知れないうさん臭さを発揮している奴はマジで多い。

ちょっと、このスレッドに寄せられた意見を引用させていただきたい。

「わかる、自己顕示欲モンスターと承認欲モンスターと守銭奴モンスターばかり」
「どこもかしこもギスってるよな」
「ぶっ飛んでる奴は増えたが金にがめついとか胡散臭い方向にぶっ飛んでる奴が爆発的に増えた。金関係なく楽しもうって奴が減りまくって寂しい」

このような具合に、今のネットに思うところがあるのは、スレ主だけではない様子だ。

(以下略、全文はソースにて)
https://news.careerconnection.jp/lifestyle/119961/