英国民保健サービス(NHS)のクリス・ホプソン長官は、コロナウイルスのワクチンの再接種について、
いわゆるブースター(追加免疫)または量を増やした接種が今後10年間、毎年必要となる可能性がでてくると発言した。

これより前英国政府は秋には3回目のワクチン接種を開始することを公にしていた。
保健省は3回目の接種は免疫強化と新菌株への抵抗力増強の一助になるとしている。

「ブースター接種はおそらく毎年必要となってくるだろう。少なくとも5年、6年、7年、8年もしくは10年にわたって…。
政府には追加免疫接種プログラムを一刻も早く提出するよう求める。これはNHSが特別緊急措置としてではなく、
通常の体制で接種を行うために必要だ」 ホプソン長官はこう語っている。

ホブイソン長官は英国では9月にもインフルエンザのワクチン接種が開始されることから、
それと同時にブースター接種を開始することができると指摘している。


一方、ロシア保健省はコロナウイルスの感染状況が安定化しない間は半年ごとに国民へのワクチンの再接種を行い、
その後、年に1度に切り替えるよう進言を出した。
https://jp.sputniknews.com/covid-19/202106228480993/