モデルナ社に続きファイザー社のワクチンも入荷が見通せない状況で、
北海道・小樽市と釧路市では接種予約を一時停止するなど計画の変更に迫られています。

市民からは疑問の声が聞かれました。

小樽市では29日、60歳から64歳の市民に接種券が届き、予約を受け付ける予定でした。
しかし7月中旬以降のワクチンの入荷が見通せないとして、接種の予約を停止しています。

小樽市によりますと、28日までに予約した65歳以上は接種できるということですが予約再開の見通しは立っていません。

(小樽市民)「早く早くって言っていたのにいまになって打てないというのはそれはないかなと思う」

釧路市でも国と北海道から「希望数のワクチン供給は難しい」との電話連絡があり、
28日から60歳から64歳の予約を受け付ける予定でしたが開始できずにいます。

釧路市では高額な報酬を提示して全国から医師を確保するなどワクチン接種の加速化をすすめていましたが、
一転突然の方針転換に足踏みの状態となっています。
https://www.stv.jp/news/stvnews/u3f86t00000bcnzd.html