新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染拡大の中で開かれる東京オリンピック(五輪)に対し、日本国民の反感が高まる中、このような世論を意識して日本の政界・財界人が先を争って開会式への出席を見送っている。大会誘致の主役で、史上初の「五輪1年延期」を決定した安倍晋三前首相さえ開会式出席を見送る方針だと、日本メディアが報じた。

22日、NHKによると、安倍首相は23日に開かれる開会式出席を見送る意向を前日、五輪関係者に伝えた。当初、参加を予定していたが、東京に新型コロナ緊急事態宣言が出され、ほとんどの競技が無観客で行われることなどを考慮し、出席を見送ることを決定したという。

しかし、五輪誘致から1年延期までの全過程を決定してきた安倍前首相の開会式不参加について「今になって手を引くのは無責任」との批判も出ている。安倍前首相は、2013年9月の国際五輪委員会(IOC)総会で、自ら「福島はコントロールされている」という内容を盛り込んだ講演を行って大会を誘致し、2016年のブラジル・リオ五輪閉幕式には、「スーパーマリオ」の衣装で登場し、東京五輪を世界にアピールした。

昨年3月に新型コロナ拡散歳の中で史上初の「五輪1年延期」を決定したのも安部前首相だ。「復興五輪」、「人類がコロナに打ち勝った証として五輪を開催する」などのキャッチフレーズもすべて安部前首相から出たものだ。さらに安部前首相は、今月初めに発売された極右性向の月刊誌のインタビューで、「反日的な人が東京五輪開催に反対している」と主張し、公憤を買った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8da43102e6abd437dda569c7515c4e6745a9e7d
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