世界ではまだ多くの人が新型コロナウイルスワクチン未接種であることから、3回目のブースター(追加免疫)接種を巡り倫理・政治的な観点から議論が巻き起こっている。しかしブースター接種の有効性を裏付ける科学的根拠は強まっている。

  ブースター接種を後押しする理由はデルタ変異株だ。これまで特定された変異株の中で感染力が最も強いデルタ株はヒトの免疫系を脅かしており、同株の感染力が少なくとも当初は免疫を上回っていることを示す証拠が増えている。

  先週公表された英国での大規模調査の結果によれば、新型コロナワクチン接種完了後にデルタ株に感染した人では上気道のピーク時のウイルス量が免疫を獲得していない人と同水準だった。これはブレークスルー感染者も他人に感染させ、パンデミック(世界的大流行)抑制の取り組みを頓挫させる可能性を示唆している。

  イスラエルなどワクチン接種率が高い一部の国・地域で接種完了者の中和抗体レベルが徐々に低下していることからも、ブースター接種を求める声が強まっている。

  米カリフォルニア州のラホヤ免疫研究所のウイルス研究者シェーン・クロッティー教授は「ブースターは効果があり、確実に役立つというのが科学的見解だ」と20日のズームによるインタビューで発言。ファイザー・ビオンテックないしモデルナのブースター接種により、ワクチン接種を完了した健康な成人の中和抗体はピークレベルを大きく超えないまでも同レベルに戻ると述べた。

  またブースター接種により回復した免疫は持続力が高く、幅広い変異株に対応できる可能性が高いと同教授は説明した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-22/QY98KWT0G1KZ01?srnd=cojp-v2

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https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1629847736/