※9/7(火) 20:00TNCテレビ西日本

新型コロナ感染拡大はいつおさまるのか?

各自治体は「切り札」とされるワクチン接種を加速させようと、対応を急いでいます。

福岡市の博多港にあるクルーズセンター。

◆記者
「福岡市の集団接種の会場です。続々と接種を受ける人が入っていきます」

新型コロナワクチンの2回目の接種率が、50%の福岡市。

8月30日、国からワクチンの追加供給の見通しが立ったとして、クルーズセンターなど集団接種会場での予約枠を17万回分追加することを発表しました。

◆高島市長
「さらなるワクチン接種のスピードアップということを狙っているわけです」

市内でワクチン接種が加速する一方で、接種した人が警戒しているのは…

◆2回接種した20代女性
「(1回目は)熱が出ましたね」
◆2回接種した70代女性
「(1回目は)腕がしびれた感じで。私のところ(家族)は4人受けたけど、お父さんはどうもなかったけどあと2人は同じ症状が…」

腕の痛みや発熱などの副反応です。

ファイザー製のワクチンでは、2回目の接種翌日に37.5度以上の熱が出た人が36%、モデルナ製では75%と4人に3人が発熱しています。

発熱に備え、2回目の接種を終えた男性が持参していたのは…

◆2回接種した30代男性
「バファリン」

「解熱鎮痛剤」を会場に持って来ていました。

◆2回接種した30代男性
「副反応が出ると報道とかネット情報で見ていたので、予防のためにと思って用意した感じです」

こうした薬の需要は、接種が進むにつれて日々増しています。

◆大賀薬局 広報 和田浩嗣さん
「こちらが解熱鎮痛剤コーナーです。かなり人気でよく売れていますね」

Q空になっているところは?
◆大賀薬局 広報 和田浩嗣さん
「いま人気でうちに在庫がない商品になります」

こちらのドラッグストアでは、高齢者のワクチン接種が本格化した5月に売れ始め、中には2020年の3倍も売れている解熱剤もあると言います。

◆大賀薬局 広報 和田浩嗣さん
「予想外ですね。病院にかからずとも前もって持っておきたい、熱が出た時に持っておきたいという人が多い」

ただ、予防的な服用は推奨されていないので、利用には注意が必要だということです。

では、これから接種を受ける人は何を準備すればいいのでしょうか?

すでに接種を終えた人に聞きました。

◆70代男性
「とにかく食べ物、飲み物」
◆30代男性
「食事は3日分用意しました。レンジでチンするものとか湯煎するものとかですね」
◆20代女性
「毛布とか、寒さを感じたときに暖められるものをぱっと準備できるように」
◆80代女性
「保冷剤をまとめたのを用意しているから、枕の下に置きました」

一番多かったのは、食事や飲み物。

インスタント食品など、簡単に調理できるものを用意して助かったという意見が多く聞かれました。

発熱に備えて冷却シートなども人気の一方で、こうしたグッズ以外にこんなアドバイスをする人もー

◆30代男性
「休みですね。しっかり休み前に打つのが、個人的には重要かなと思いました」
◆70代女性
「もし(夫婦)2人が悪くなったときがあれだから、1週間くらいずらして別々にしました」

続きは↓
Yahoo!ニュース: ワクチン接種 副反応への備えは? 福岡の街でアンケート 解熱剤の需要増加 品切れや売上げ3倍の商品も(TNCテレビ西日本) - Yahoo!ニュース.
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d8e2d48d83b6f56d4c4c253b8f908353b201d10