新型コロナウイルスに感染した東京都内の8月の死者は200人だったことがわかった。
感染の急拡大で7月の3倍超に増え、死者が200人に達したのは5か月ぶり。

2回のワクチン接種を終えていない50歳代以下の占める割合が増加傾向にある。

都が毎日公表する死者数を読売新聞が集計した。8月の死者の年代別内訳は、
多い順に80歳代59人、50歳代39人、70歳代35人と続いた。

60歳代は22人で、40歳代は10人。30歳代では8人が死亡し、20歳代の死者も1人いた。


今年最多の490人の死亡が確認された2月は、70歳代以上が452人で全体の92%を占めた一方、
50歳代以下は8人で2%だった。一方、8月は70歳代以上は60%に抑えられたが、50歳代以下は58人で29%だった。

ワクチン効果で高齢者の死亡が抑制されたとみられ、50歳代の死者で2回のワクチン接種を終えていた人はいなかった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210908-OYT1T50436/