みずほ銀行7回目のシステム障害、原因は取引メインのディスク故障
山端 宏実 日経クロステック/日経コンピュータ
2021.09.08
 みずほ銀行で2021年9月8日に起こったシステム障害の原因が分かった。同行の勘定系システム「MINORI」において司令塔の役割を果たす「取引メイン(取引共通基盤)」のディスク装置の故障がきっかけで、一部のATMやインターネットバンキングが一時停止した。
 具体的には、9月8日午前9時20分ごろ、取引メインのディスク装置が故障。みずほ銀行は取引メインのディスク装置が故障すると、同装置を切り離し、「常に同期をとって稼働している状態」(広報)の別のディスク装置だけで処理を継続する仕様だったが、その過程で「瞬断」が発生した。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/11186/