バイデン米大統領は21日に国連総会の一般討論演説で、気候変動などの国際的脅威に関して米中両国が協力する必要性を訴えるとともに、両国が新冷戦に向かってはいないと主張する方針だ。

毎年恒例の国連総会でバイデン氏が演説するのは初めて。アフガニスタンからの米軍撤退は支持者や同盟国からも批判を浴びており、オーストラリアとの潜水艦契約はフランスの怒りを買った。しかし、バイデン氏は選挙公約だった米国による国際機関への関与の刷新と世界における米国の立場改善を目指す考えを演説で繰り返す見通しだと政権高官は話した。

バイデン氏はまた、アフガニスタンでの20年に及ぶ戦争の終結を示し、国際紛争解決のための外交の新時代を宣言すると同高官は匿名を条件に明らかにした。

さらにバイデン氏は、世界が直面している課題には多くの国や国際機関、その他の非国家主体の協力が必要だと述べる。米中関係の緊張が高まっているものの、バイデン大統領は米中両国とそれぞれの同盟国の新冷戦という概念を信じない考えを伝え、気候変動問題や新型コロナウイルス対策などの重要問題で中国政府と協力する方法を見いだしたい意向を示すという。

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