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埼玉の県立校、4割で地毛証明書
教育長が校則見直し指示

2021/10/15 19:53 (JST)

10/15 20:11 (JST)updated
© 一般社団法人共同通信社

　生来の髪の色や癖毛の有無を生徒に申告させる「地毛証明書」を巡り、埼玉県教育委員会は15日、生徒に提出を校則で求めている県立学校が4割超に及ぶとの調査結果を公表した。
高田直芳教育長は記者会見で個性尊重の観点から「廃止すべきだ」との考えを示し、県立学校各校に見直しを指示したことを明らかにした。

　県教委によると、7〜8月、県立の中学、定時制や通信制を含む高校、特別支援学校などを対象に約200校を調べた。
校則を有するとした191校から回答があり、46％に当たる88校が証明書の提出を求めていた。このほか、15校は上衣の肌着の色や柄に関する決まりを定めていた。

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