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フィリピンのドゥテルテ大統領は、COVID-19のワクチン接種を望まない市民には眠っている間に注射をしたらよいと提案し、すでに接種を済ませた市民には、感染を広げぬようにマスク着用とソーシャルディスタンスの維持を呼びかけた。CNNフィリピンが報じている。

「問題はワクチンを打ちたがらない人がいるということだ。みなさんの村にこういう人がいたら、探してほしい。我々が出動して彼らが寝てる間に接種を行おうではないか。(接種が)嫌なら、その人たちの自宅まで行き、寝ている間に接種してしまおう。私自身がこのイニシアチブの音頭を取る」ドゥテルテ大統領はこうした声明を表した。

ドゥテルテ大統領はこうした一方で、年頭にワクチンが不足した責任は自分にあると認め、当時、フィリピン政府はワクチンを販売してくれる企業を見つけることができなかったと語った。

フィリピンで大規模な接種が開始されたのは2021年3月1日。現時点でフィリピンが承認しているワクチンは米モデルナ、ジョンソンエンドジョンソン、米独ファイザー、バイオエヌテックとロシアのスプートニクXをはじめとする8種類。

2021年10月13日 00:33
https://jp.sputniknews.com/covid-19/202110138759864/