https://news.yahoo.co.jp/articles/2e12f8d1a5b9d42190e04ce618c788784002c139
 香川県・小豆島にある道の駅で飼育されていたヤギに襲われ、重傷を負ったのは、施設側の安全対策が不十分だったのが原因として、
同県内の女性(46)が、道の駅を管理する同県小豆島町に慰謝料など約530万円の損害賠償を求める訴訟を高松地裁に起こした。10月18日付。

訴状によると、女性は2019年7月25日、道の駅「小豆島ふるさと村」で、来場者とのふれあい目的で施設側が飼育していたヤギにつき飛ばされ、
左脚の靱帯(じんたい)を断裂するなどした。
町などによると、ヤギは当時、数匹がロープにつながれた状態だったが、事故を受けて柵を設置し、来場者向けの餌やり体験も取りやめた。

女性側は、敷地内にヤギへの注意を呼びかける貼り紙があったものの、事故現場からは見えにくく、「町の安全管理が不十分だった」と主張。
町は「係争中なのでコメントは差し控える」としている。

ヤギとのふれあい体験を実施している施設は各地にあり、天王寺動物園(大阪市)や神戸市立六甲山牧場などは、人に危害を与える恐れがあるとして、柵越しに行っているという。