日本たばこ産業(JT)は11日、葉タバコ農家の約4割にあたる1729戸が今年で廃作を決めたと発表した。紙巻きたばこの需要が減っているため、JTが7月から10年ぶりに廃作を募っていた。来年の耕作面積は34%減り、3889ヘクタールになる見通しという。

一方、JT社長の諮問組織「葉たばこ審議会」が同日答申した来年の葉タバコの買い入れ価格は、全種類平均で1キロあたり1924円15銭で、今年の価格を据え置いた。

朝日新聞社2021年11月11日 19時56分
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