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軽石を誤食して死んだ? 子ガメの腸に詰まる 沖縄の砂浜に打ち上がる 美ら島財団が確認
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2021年11月14日 08:50

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 【本部】弱った状態で保護され、翌日に死んだ絶滅危惧種のアオウミガメの子ガメの腸に、軽石が詰まっていたことが13日までに分かった。子ガメを保護し、体内を調べた沖縄美ら島財団総合研究センターの河津勲博士は、軽石を誤食したとみて「ほかの子ガメも同様に、軽石を飲み込んでいる可能性が高い」と懸念する。

子ガメの体長は約6・5センチで今年の夏に生まれたばかりの個体だとみられる。11日朝に北谷町の砂浜で衰弱した状態で打ち上げられているのを発見され、同センターが保護したが、12日の朝、死んでいるのが確認された。

子ガメをコンピューター断層撮影(CT)したところ、身体の中央部に丸い影が多数写り、死んだ後に解剖すると、腸管に数ミリほどの大きさの軽石がぎっしり詰まっていたという。腸は傷ついていなかったため、軽石が直接の死因になったかは不明だという。

 河津博士によると、子ガメは沖合の海面で生活することから、軽石とともに浮遊していた可能性があるとし、「餌と勘違いして誤飲したのかもしれない」と指摘する。

(略)

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