新型コロナウイルス禍で落ち込んだビジネスの回復をにらみ、企業が働き手の待遇見直しを急いでいる。自動車や飲食など期間従業員やアルバイトの求人を増やしている。労働市場の一部で逼迫感も出ており、非正規従業員の待遇改善につながれば経済正常化の動きにも弾みがつきそうだ。

生産の急回復を進めるトヨタ自動車は9月末時点で2200人いる期間従業員を増やす。コロナ禍前の2600〜2800人体制を視野に入れる。半導体不足など供給...(以下有料版で,残り849文字)

日本経済新聞 2021年11月26日 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC28C310Y1A620C2000000/