2022/01/13 17:54

編集部:松本隆一

 西 和彦氏が進める,「次世代MSX」の進捗状況らしき映像とコメントが同氏の公式Twitterアカウントで公開され,一部で話題を集めている。

 2021年8月30日に掲載した記事でお伝えしたように,アスキー時代に各社共通規格のホビー向けパソコン「MSX」を推進した西氏が計画する「次世代MSX」は,ARMのCPUを搭載し,CやPython,LISPなどが動くという。
その後,10万円以下で近日中にリリースされることや,CPUはR800をFPGAで搭載することなどが語られているが,熱心なファンとのTwitter上でのやりとりでの話なので,正式発表と呼べるかどうかはよく分からない。10月には,完成したというハードウェアの写真がアップされている。

 その後,新情報はしばらく途絶え,本日(2022年1月13日),新たな写真と短いコメントが公開されたという感じだ。コメントによれば,ハードウェアの名称は「MSX3」または,「MSX3 IOT」で,カートリッジとしてMSXまたはMSX2のスロットに挿して使うようだ。
この場合ゲームカートリッジをどのようにして立ち上げるのかは分からないが,Wi-Fi機能も搭載するそうで,Groveコネクタも確認できる。
 発売日や価格,スペックなど,正式発表を待ちたい。

https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20220113106/