アルツハイマー病対策協会は、新型コロナウイルス感染による高齢者の脳の損傷は、
アルツハイマー病よりも大きくなることを突き止めた。デイリー・メール紙が伝えている。

同協会では新型コロナウイルス感染者が感染を機に認知機能が低下したことや認知症が進展したことに着目。
コロナ感染前は脳の機能低下は見られなかった。

感染後は、脳損傷の7つのマーカーが、非感染のアルツハイマー病患者よりも大幅に上がっていた。

また新型コロナウイルスにより病院で死亡した場合、これら数値は、退院し自宅に戻った場合よりも高かった。

研究者によると、リスクグループに入るのは重度のCOVID-19罹患者。
記憶障害や精神機能障害という症状は長期間、患者に残ると指摘されている。

脳機能の回復は可能であるが、長い時間を要するという。
https://jp.sputniknews.com/20220118/9974974.html