0001七波羅探題 ★
2022/01/19(水) 22:00:31.03ID:8Sn9av0C9https://www.waseda.jp/top/news/77513
英会話能力判定エージェントシステムInteLLA(Intelligent Language Learning Assistant)
早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構(東京都新宿区:機構長 木村啓二、以下GCS研究機構) 知覚情報システム研究所の松山洋一(まつやまよういち)主任研究員、鈴木駿吾(すずきしゅんご)次席研究員、佐伯真於(さえきまお)研究助手らの研究グループは、英会話能力判定エージェントシステムInteLLA(Intelligent Language Learning Assistant)を開発いたしました。
これまでの英語スピーキングテストの多くは読み上げ型のようなものが主であり、「会話能力」の測定の妥当性に欠ける場合がありました。そこで、言語学習者の習熟度や理解度に合わせて会話を調整することで能力を最大限引き出し、言語運用能力を効果的に評価することを目的として、会話能力判定エージェントシステムInteLLAを開発しました。InteLLAは、最新の音声対話システム技術を活用して、人間のインタビュアー同様に自然な発話タイミングの制御や非言語的なやりとり、適応的な対話戦略を通して自然な会話を実現し、学習者の潜在的な会話能力を発揮させることを促します。
InteLLAの能力判定は、言語能力判定の国際標準であるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に準拠した多次元的な評価を行っています。今後、早稲田大学グローバルエデュケーションセンター英語科目Tutorial Englishでのクラス判定や、大学発ベンチャーを通して英会話学校やGIGAスクール、個人セルフラーニング向けのサービスとして展開されていくことが期待されています。
QS-Wharton Reimagine Education AwardでBronze賞を受賞
2021年12月10日、InteLLA(Intelligent Language Learning Assistant)開発プロジェクトは、革新的な教育の取り組みを表彰する世界最大級の教育コンテストQS-Wharton Reimagine Education Award 2021におけるLearning Assessment Category(能力判定部門)にてBronze賞(銅賞)を受賞しました。
【受賞概要】
コンテスト名称:QS-Wharton Reimagine Education Award 2021
https://www.reimagine-education.com/
主催:クアクアレリ・シモンズ(QS)社 および 米国ペンシルベニア 大学ウォートン校(MBA)
部門と賞:Learning Assessment Category(能力判定部門)Bronze賞(銅賞)
発表日:2021年12月10日(金)
QS-Wharton Reimagine Education Awardは、英国の大学評価機関のクアクアレリ・シモンズ(QS)社と米国ペンシルベニア 大学ウォートン校(MBA)とが主催する世界最大級の教育イノベーションのアワードとして世界的に有名です。AIやVR/AR、Eラーニング、能力判定等、複数の部門から構成されます。主なスポンサーにGoogle Cloud、Amazon Web Services、IBM、Microsoft、Salesforce等が名を連ね、過去にはハーバード大学、MIT、カーネギーメロン大学等の海外有力大学の研究や世界的に有名な教育アプリ等が受賞しています。
PV
https://youtu.be/RzCq5Z4cDBk