今月28日、バイク事故の警察発表をめぐり、若者たちが沖縄署前に集まり暴徒化した問題で、警察官が男子高校生に職務質問をしようとした際、警棒を持っていた手でバイクを制止しようとしていたことが明らかになりました。

 この問題は、今月28日の未明、沖縄警察署前に若者たちが集まり一部が石を投げるなど暴徒化したものです。

 警察によると、事故が起きたのは、27日未明で、暴走行為を警戒中の警察官がバイクを運転していた男子高校生に職務質問しようとしたところバイクと接触し、その後、男子高校生は自ら消防に通報し右の眼球を破裂する重傷を負っていたことがわかりました。

 この事故をめぐり、警察官が職務質問をしようとした際、警棒を持っていた手で、制止しようとしていたことが明らかになりました。

 その際、手には警棒を持っていて、警棒が少年にあたったかどうかについて警察官は、はっきりしていないということです。

 男子高校生は、その後現場から走り去っていて、警察官は男子高校生に制止を求めた際にけがをさせたという認識はなかったと話しているということです。

 また、現場は街灯が少なく、警察官が制止を求めていることに、男子高校生が直前まで気づかなかった可能性もあるということです。

1/31(月) 19:10配信 RBC
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