0001蚤の市 ★
2022/01/31(月) 22:45:35.72ID:Rl2pw71w9今回のデータについて同社は「人に対する有効性が確認できた」と説明。薬事審査を担う医薬品医療機器総合機構(PMDA)にも既に提出しており「早期の承認申請を目指したい」としている。
塩野義は昨年9月末から最終段階の治験を開始。このうち前半部分では日本人の新型コロナ患者69人を対象に、飲み薬の高用量群と低用量群、偽薬を投与する群の3グループに分けて、1日1回、5日間投与した際の抗ウイルス効果を検証した。
それによると、感染性のあるウイルスが検出されたのは、3回投与後に偽薬群で約7割だが、飲み薬を投与した群では約1〜2割まで減少。5回の投与完了後は、偽薬群で約3割、飲み薬群では0から1割だった。今回のデータの大半はデルタ株流行下でのものだが、治験とは別の実験で、オミクロン株に対する効果が確認されたとするデータも公表した。
最終段階の治験の後半部分は、国内外で患者約2000人を対象に、偽薬群と比較して症状改善までの期間などを検証している。
国内では軽症者向け飲み薬として米メルクが開発した「モルヌピラビル」(商品名・ラゲブリオ)が承認されており、政府は米ファイザーによる「パクスロビド」も2月中の実用化を目指す。ただ、これらの飲み薬は投与対象者が限られたり、他の薬との飲み合わせが難しかったりするため、制約が多い。塩野義の飲み薬は、重症化リスクの有無などにかかわらず、幅広く投与対象となることが期待されている。【横田愛】
毎日新聞 2022/1/31 19:34(最終更新 1/31 22:08)
https://mainichi.jp/articles/20220131/k00/00m/040/198000c