オミクロン株の感染でまったく声を失うケースがありうる。
医学修士で耳鼻咽喉科の上級医師のウラジーミル・ザイツェフ氏がUra.ruからの取材にこう語った。

ザイツェフ氏は、ウイルス感染が喉頭蓋咽頭に達してしまった場合、
粘膜がやられて、声がかれてしまったり、ひどい場合は全く出なくなるときがあると指摘している。

ザイツェフ氏は「もし声が長い間戻ってこない。または戻ってきたものの、しわがれ声から治らない場合、
また声帯が麻痺してしまった場合は大変だ。声を出す器官や声帯に取返しのつかないことが起きた恐れがある」と説明している。

ザイツェフ氏がこうした症状のリスクグループとして挙げるのは生まれつき喉の問題を起こしやすい人。
扁桃腺を切除した人も、口腔内の感染を防ぐ力が落ちるために特に注意が必要。
https://jp.sputniknews.com/20220201/10072046.html