道内主産地 厚岸町産のアサリが急激に値上がり

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20220204/7000043030.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

熊本県産として販売されているアサリの多くが外国産だという疑いが生じる中、
道東の厚岸町で水揚げされたアサリが急激に値上がりしています。

厚岸町は、北海道産のアサリのうちおよそ7割を占める最大の産地で、ほぼ1年を通じて漁獲されています。
4日もおよそ6トンが水揚げされ、市場のセリでは1キロあたりおよそ1300円で取り引きされました。
厚岸漁協によりますと、セリでの価格は先月は1キロ、800円から
950円ほどだったということですが、今月に入り急激に値上がりしているということです。

漁協では、値上がりしているのは、熊本県産のアサリの多くが外国産だという疑いが広がって
市場に出回らなくなり、ほかの産地の需要が急に増えたためだとみています。

地元のアサリ漁業者の男性は「こんなに高かったことは今までないと思う。
うれしいですが、あまり値段が上がりすぎても怖いです」と話していました。

価格の高騰を受けて、漁協が経営する直売所のアサリも、4日から急きょ値上げされました。
値段は、500グラムで220円値上げして850円、1キロで450円値上げして1580円と、
いずれもこれまでにない価格だということです。
買い物に訪れた地元の男性は「地元でこの値段は高いですね。買おうかどうか迷います」と話していました。

直売店の店員は「値上がりすると買うお客さんが少なくなってしまうので、
売る側としては少し痛い」と話していました。

02/04 18:57