【モスクワ時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は25日の声明で、侵攻を続けるロシアとの間で、ウクライナが「中立的地位」を取ることについて話し合う用意があると表明した。

 ロシアのプーチン大統領は24日の演説で、侵攻の目的としてウクライナの「非軍事化」を目指すとしていた。ただ、プーチン氏はゼレンスキー政権を「ネオナチ」になぞらえて敵視しており、ロシアが協議に応じるかどうかは不透明だ。 

 冷戦時代にロシアの隣国フィンランドは中立政策を取り、現在も北大西洋条約機構(NATO)に加盟していない。ゼレンスキー氏は「われわれはロシアと話すことを恐れていない」と強調。「わが国の安全保障に関し、中立的地位について話し合うことを恐れていない」と訴えた。ゼレンスキー氏は、NATOはロシアを恐れ、ウクライナの安全を保証する用意ができていないと不満を表明。「この侵略と戦争を止めることに関し、話し合うことが重要だ」と述べ、ロシアとの協議に前向きな態度を示した。

 これに対し、ロシアのラブロフ外相は25日にモスクワで行われたウクライナ東部の親ロシア派の「外相」らとの会談後の記者会見で、「ゼレンスキー氏は中立的立場を議論する用意があると言っているが、うそだ」と主張。タス通信によると、ペスコフ大統領報道官はプーチン氏とゼレンスキー氏の協議の可能性に関しては「何も言えない」と語った。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd1bd6595a63b20efb445fb3026730568c9f5dfd

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