※北海道新聞

層雲峡の廃虚撤去検討 関係機関で協議会設置へ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/650334

02/27 11:06 更新

【層雲峡】大雪山国立公園の上川管内上川町層雲峡温泉で10年以上にわたり廃虚となっている「ホテル層雲」の跡地の活用を巡り、環境省と上川町は26日、同温泉内の施設で関係機関を集めた初の意見交換会を行った。廃虚の撤去に向けて検討する協議会を近く新設する方針で一致した。

ホテル層雲は1965年開設。鉄筋コンクリート地上5階地下1階の本館と同6階地下1階の別館、社員寮を備えた客室数210の大型宿泊施設で、2011年に運営会社の経営難で事業停止してから廃虚化した。土地は環境省と林野庁、建物は旭川市の設備業者が所有するが、温泉街入り口付近に立つため「景観を害する」として地域の課題となっていた。

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