※朝日新聞デジタル2022/3/19 20:10

 ロシア軍との市街戦が激化しているウクライナ南東部マリウポリからは、19日も市民の脱出が続いた。親ロシア派が支配するウクライナ東部と、2014年にロシアが併合したクリミア半島の間にある要衝で、ロシア軍に包囲されている。電気や水道が断たれたまま35万人以上の住民が孤立し、戦闘に巻き込まれている。

 英国防省は19日、ロシアが侵攻開始から3週間以上たっても大規模な都市の制圧ができていない現状を「ロシアがウクライナによる激しい抵抗を受けて当初の目標を達成できていない」と指摘。このため、ロシア軍が人命やインフラの破壊もいとわない無差別な攻撃を伴う「消耗戦」に移行しているとした。

 マリウポリの市長は18日、英BBCの取材に「戦車やマシンガンでの攻撃が続いている。戦闘が起きていない場所はほとんどない」と語った。住宅の8割以上が被害を受け、その3割は修復できない状態になったという。

続きは↓
朝日新聞デジタル: 口にするのは雪を溶かした水 マリウポリ攻防戦、市民35万人が孤立 [ウクライナ情勢].
https://www.asahi.com/articles/ASQ3M6DKPQ3MUHBI016.html