ウクライナに侵攻したロシア軍の将官の戦死が相次いでいる。

欧米メディアは2月の侵攻開始後、中将を含む5人が死亡したと報道。
兵力で劣るウクライナが将官を狙い撃ちし、自軍の士気を高めているとの見方が出ている。

ウクライナメディアなどによると、20日までにアンドレイ・モルドビチェフ中将が戦死したほか、
南東部マリウポリ近郊で15日、師団を指揮する少将が死亡。

シリアやロシア南部チェチェン共和国での戦闘経験のある少将ら3人も狙撃されるなどした。

ロシア軍は約20人の将官をウクライナに投入したとされる。
米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、米軍の場合、ここ数十年で将官の戦死は1例のみという。

同紙は、戦闘の鍵を握るロシア軍の将官やパイロット、砲兵指揮官を狙う特殊作戦部隊がウクライナ軍内に組織され、
無線通信の傍受などで居場所を特定し、狙撃や砲撃を試みていると伝えた。
https://www.sanspo.com/article/20220320-ISFJ6NPVDRISTMK2JLT3HZORJE/