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イオン、イオンスタイル全店舗でVR研修を導入 従業員の教育機会を拡大、習得レベルの標準化を目指す
https://robotstart.info/2022/03/31/ion-vr-worker-training.html

2022年3月31日 By 山田 航也

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イオンリテール株式会社は2022年4月より「イオン」「イオンスタイル」全店舗(約360店舗)にて、新人および既存従業員教育にInstaVR株式会社が提供するバーチャル・リアリティ(以下、VR)プラットフォーム「InstaVR」(インスタブイアール)を導入することを発表した。なお、全店舗にてVRを従業員教育に導入する取り組みは国内小売業で初となる。

VR導入のポイント

InstaVR株式会社はVirtual Reality(バーチャル・リアリティ、仮想現実)の事業活用を推進するグローバルVR制作配信プラットフォーム「InstaVR」の製品開発・導入支援を行い、世界で5万社に採用されている日本発VR企業。イオンリテールは利用者視点と現場を基盤とする全員経営を重視するとともに、業務プロセスの標準化やデジタルトランスフォーメーションの推進による生産性改善に取り組む構造改革を加速させている。こうした中、さらなる「お客さま満足」の実現に向けて、従業員の教育機会拡大と習得レベルの標準化を目的に、人材育成においてもデジタルトランスフォーメーションを推進する。

1.「やり方がわかる」だけでなく「できるようになる」OJT教育へ

場所の制約や教育担当者の数にとらわれず、これまでのEラーニング動画では対応しきれなかった実務トレーニングが可能になることで、従業員の教育機会拡大と習得レベルの標準化につながる。また、多くの業務手順が「わかる」だけでなく実際に手を動かしながら「できる」ようになるための実習を一人でも行うことが可能になるため、教育担当者の負担も減らしながら、実務レベルの向上が期待できる。

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2020年12月から一部店舗にて、約5,000名の従業員を対象にレジ操作や接客基本応対などの入社教育をVRで行う実証実験を行った。(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。