【札幌】解体迫る北海道百年記念塔 「塔は未完成だった」設計者の思い [七波羅探題★]
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毎日新聞2022/4/17 08:15
https://mainichi.jp/articles/20220416/k00/00m/040/240000c
北海道命名100年に当たる1968年に着工して70年に完成した「北海道百年記念塔」（札幌市厚別区）。道は老朽化などを理由に解体を決め、今年度から着手するが、設計者の井口健さん（83）＝同市＝は「塔は未完成だった」と振り返る。当時20代の建築家が塔に込めた思いとは――。【真貝恒平】
◇欠けた「アイヌ慰霊のモニュメント」
「すっかり耳が遠くなってしまってね」。市内の喫茶店で建築雑誌に目を通していた井口さんは、補聴器を指さしながら笑みを浮かべた。「塔は建築家としてのスタートだった」。情熱に満ちていた若かりし日々を懐かしむように、井口さんは穏やかな表情で静かに語り始めた。
今金町出身。札幌工業高卒業後、同市内の建築事務所に就職した。67年のある日、道庁本庁舎の新築工事で現場監理を担当していた井口さんは、事務所に張られた1枚のポスターを目にする。1869年の北海道開拓使設置から100年を記念した道の「北海道百年記念事業」。ポスターではその目玉として、全国の1級建築士を対象に建設を予定している塔の設計アイデアを募っていた。
当時は高度経済成長のまっただ中。道内では72年札幌冬季オリンピックの招致など大型プロジェクトが動き出していた。井口さんは67年に28歳で念願の1級建築士になったばかり。自分の力がどこまで通用するのか試したかった。「未来への希望と北海道の歴史を物語る建造物にしよう」と心に誓った。
昼夜問わずアイデアを練り上げた。塔のイメージとして頭に浮かんだのは北海道の「北」で、塔の断面は「北」の文字を表現。上空からみると雪の結晶である六角形を基調とし、下から見上げると土台部分で曲線を描きながら次第に垂直に天空へ伸びる塔だった。日本を代表する建築家の黒川紀章さんらも出品したが、公募299点から最優秀に輝いたのは井口さんだった。驚きと同時に大きな喜びがこみ上げてきた。
道が発行した「北海道百年記念事業の記録」によると、塔は「道民みんなで築く躍進北海道のシンボル」と位置付けられ、総工費5億円の半分は道民らの寄付で賄われた。
ただ、塔は井口さんのアイデア通りにはいかなかった。塔の根元に石積みのモニュメントを造り、壁面にアイヌ文様を施す構想だったが、道からは「予算不足で造れない」と断られた。さらに、事業の「開拓から100年」という歴史観が、先住民族であるアイヌ民族への軽視につながりかねないといった疑問の声が上がっていた。井口さんは「北海道で暮らしてきた人々への慰霊を込めたモニュメントがあってこそ、あの塔は完成だった」と悔しさをにじませる。
井口さんが塔を設計してから55年。老朽化による安全性や管理維持費の問題から解体を決めた道の方針に、井口さんは一貫して反対の立場だ。今も「『母なる大地の塔』と名称を変更して残してほしい」と訴える。設計者として見守り続けてきた“親心”なのだろうか。井口さんは最後に塔への愛情をこう表現した。「北海道の自然に委ね、朽ち果ててほしい。命を全うさせてやりたい」
◇秋にも解体開始 保存求める声も
「北海道100年」にちなみ、高さ100メートルでそびえ立つ北海道百年記念塔。1990年代に大規模改修が2回行われたが、道は2018年に解体を決定。昨年11月には保存した場合、今後50年間で維持費は28億〜30億円との試算を示した。22年度当初予算に解体費の一部として4300万円を計上し、24年度までで総額6億4500万円を見込む。今秋以降、解体作業に着手。塔の跡地にはモニュメントを設置する方針だ。
塔は札幌、江別両市の小中高で校歌に使われたり、児童が遠足で訪れたりするなど地元住民の愛着も深い。「歴史的価値がある」として保存を求める声が上がっており、存廃議論の火種はくすぶっている。
住民有志らでつくる「北海道百年記念塔を守る会」の野地秀一代表（53）は「（道の）解体ありきの進め方に大きな問題がある。コスト面を理由にするのであれば、『古いものは壊す』という一方的な考えになってしまう」と解体に疑問を投げかける。
◇北海道百年記念塔の歴史
1968年11月…着工
1970年 9月…完成
1971年 4月…一般公開開始
2014年 7月…老朽化により立ち入り禁止
2018年12月…道が解体を決定
2022年 2月…道が解体費の一部を新年度予算案に計上 塔解体にかこつけてアイヌ利権強化を推し進めるための記事 ５０年も耐用年数がない１００年記念塔。
パリのエッフェル塔が1889年3月30日に竣工だとすると、
なぜ40年かそこらで老朽化が心配されて50年で取り壊しなのだろう？ 守る会が自分たちで保存費捻出するなら考えてやらんこともない すっぽりと覆う中空箱型の老健施設を作ればいいんだよ
寝たきり老人の末路はここ、命尽きたら100年塔の基礎に作ったカタコンベに散骨
開拓者の最後を飾るモニュメントね >>5
地震が無い＆雨が少ない場所の建造物と比較する方がおかしい。 近くで見ると錆びてボロボロ
中に入れた頃も中もボロボロで虫だらけ 千葉木更津にある明治百年記念展望台は長持ちするかな 碑石ならともかく建造物で長期間耐えられるわけがないよね >>17
ちゃんと維持費をかけたら長持ちするよ
今回は維持費をもう使いたくないから壊すわけで >>1
>1968年11月…着工
>1970年 9月…完成
まあ、この頃の建築物じゃ仕方ないな。
民度の低い団塊がドカタの担い手として手抜き工事してつくったものだもんな。 初めて存在を知った。
北海道のタワーって
・札幌の電波塔
・函館の五稜郭タワー
・根室の平和タワー
くらいかと思っていた。 >>21
札幌に一極集中していること考えたら、札幌含まないところが破綻して終わるだけじゃね？ >>24
この時代は段階の世代はまだ20代半ばで、作ったメイン層はもっと上の世代だろう 最後に中に入ったのは2006年頃だったかな
まだ登ることが出来た
その後行ったときはもう近付けなかったな
残念だわ
もう一度見たかったけど北海道には当分行けない 日本はウクライナ、ロシアより中国を警戒しといた方が良いと思うの🥺
与党内に堂々と中国追随を公言してる宗教政党もいるしね🤤
https://i.imgur.com/14Pw6cn.png
https://i.imgur.com/1yK1tJs.png なかなかかっこいい塔だね、燃える目玉付けなよ、夜は雰囲気でるよ 典型的な昭和モニュメントだな〜
頑張って100年くらいもたせとけば歴史的価値が出てきそうだが
今ぐらいだと半端に古びて薄汚いだけに見えるだろうなぁ えー、あれ解体されるのか。
子供の頃に何度か行ったなぁ。 新さっぽろから北海道開拓の村行きのバスに乗ってると途中で見えるよな
絶対ビーム出るだろって構造がなかなか 防錆加工してない鉄板むき出しの外壁だからな、俺が子供の四十年前でも触ると手に錆が付いてたくらいだから >>17
木更津市でなく富津市な
夕張みたく破綻寸前の市だったけど百年塔はちゃんと修繕したよ 設計者さんもだいぶ傾いてるな
80代だと仕方ないか 10年くらいしたらロシアが解放記念塔（仮）建てそうだな >>20
それな
通信施設やら何やらインフラに関わる機能を付加していれば日頃のリペアで延命出来ていただろうに残念 サビだらけって言ってるけどコールテン鋼だろこれ
施工とメンテがだめだったんだろうと思う 日本に勝手に住み着いた穢らわしい蛮族であるアイヌの魔手から北海道が解放されたという輝かしい記念塔だ。 >>1
>、壁面にアイヌ文様を施す構想だったが、
道民だけど地元の文筆家が60年代にアイヌ史を
発行したら、壮士だか総髪だかで着流し姿の男が土足で書斎に乗り込んできた
みたいな話をしてたな
昔もネトウヨみたいな奴っていたんだね >>1
５０年しかもたない１００年記念塔って・・・ 歴史を無かったことにするのではないかと不安視する声もあり
市民の間に不安や懸念が広がっています >>5
大阪万博のエキスポタワーも北摂名物やったのに早くも２０００年頃に解体されたしな 萬年シベリア塔のほうが送籍タイプの連中にお似合い。 昔は展望室にはいれたそうだが
今は周囲立ち入り禁止になってるそうだから
解体するしか仕方がないんじゃね
もちが悪いものを作るのが悪い 巨大建造物立てる時はメンテナンス含めて設計できるやつにしろよ
じゃなけりゃ建てるな アイヌが関わってるからこれを放置したら
アイヌ文化を破壊したという名目でロシアが宣戦布告してくるな 近所に住んでるけど、子供の頃から見て育ったから無くなると淋しいけどな。
まぁでも維持するのも金かかるし仕方ないわな。
ずっとノーメンテで来て壊れるのは当たり前。
耐候性鋼材はだめだわ。 今まさにマンションの部屋から遠くに記念塔眺めてるけど、あれが無くなるとちと寂しいかもな 跡地に百五十年記念塔を建設してほしい
ちょっと遅いけどｗ 何でもかんでも札幌に作って道のなんやらだとか言われても、札幌近郊民以外にはどうでもいい話 将来の維持費を考えずに作った結果がこれ
日本のインフラも大半がこんな感じ ガキの頃札幌に住んでたけどあの頃はまだ札幌もスカスカで
色んなところから百年記念塔が見えたな
今は高いところからじゃないと恐らく見えんだろうな
もっかいデカいの建設したらええのに >>40
あれはサビを防ぐためにあえて黒サビを発生させてる
赤錆は鉄を腐食させるんだけど
黒サビは鉄を腐食させず赤錆の発生を防いでくれる 数年前、火野正平が行ってたね
これも淡路の仏像レベルだったのか 中に入れた時もひたすら狭い階段のうえホラーゲーム状態だったぞボロボロで >>54
私がはじめてエッフェル塔を見に行った日もパリは大雪だった。 >>76
月寒中央の36からテレビ塔見えたもんね
マンションの五階くらいからだけど白石からでも全日空ホテルや江別のNHK送信アンテナが見えた
でも角度悪いのか丘陵の上にある百年記念塔はもっと厚別の方にいかんと見えなかった。まぁ当時は白石だったんだけど
東豊高校から大麻高校は今でも見える。多分逆も同じく見えるだろう >>86
30年以上前は開成小学校からも記念塔見えた記憶がある
遠足やら何やらで連れて行かれて登ったこと数回、懐かしいな ロシアから抗議！
アイヌは元々大陸に多くていた人種で日本人は全く違う人種 開拓記念塔壊した後
ロシアからの北海道本島防衛記念塔を建てれば良い 電車に乗ってたら見えた気がするな
けど森が深いからあたまだけ
大人になって車に乗って近くを通る事は度々あったけど見た記憶がないなあ 大阪から北海道に転勤して感じるが、アイヌは在日や同和利権とそっくり。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
