※日本経済新聞

メキシコ、4月のインフレ率7.68% 食料品が大幅上昇
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN09CW00Z00C22A5000000/

2022年5月10日 3:44

【メキシコシティ=清水孝輔】メキシコの国立統計地理情報院(INEGI)が9日発表した4月の消費者物価指数は、前年同月と比べて7.68%上昇した。2001年1月以来、約21年ぶりの高水準だった。野菜や果物などの食料品の価格が大幅に上がった。メキシコ政府は価格抑制策を打ち出しているが、インフレを抑えられるかは不透明だ。

4月は食料品と飲み物、たばこの価格が前年同月と比べて10.88%上がった。野菜と果物の価格は前年同月比で15.84%上昇した。農産物やエネルギー価格を除くコアインフレ率は前年同月比で7.22%だった。中銀が2日時点で民間銀行など38機関の予測を集計したところ、4月のインフレ率の見通しの中央値は6.75%だった。

メキシコ政府はインフレ抑制策に乗り出している。4日には穀物の生産量を増やすために肥料を無料で供与する対象を広げる計画を発表した。肥料の支給によって国民の主食であるタコスに用いるトルティーヤの原料となるトウモロコシや豆、米の生産量を200万トン増やしたい考えだ。

(略)

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