2022年06月28日

 24時間営業を自主的にやめ、一躍脚光を浴びたセブン-イレブン東大阪南上小阪店の元オーナー、松本実敏さん(60)。その後、セブン本部に契約を解除されたのは不当として、取引再開を求めた訴訟を起こしていた。

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 松本氏は元々工務店を経営していた。2008年9月のリーマンショックの影響で工務店を辞め、2012年、セブン-イレブンの店主となった。
ところが、人手不足が慢性化し、自身の過重労働が続いたため、2019年2月から時短営業に踏み切った。するとセブン側は同年12月、7年7カ月の間にお客からのクレームが336件もあったことを理由に、契約を解除したのだった。
 松本氏は店舗の明け渡しを拒否し、2020年2月、店主としての地位確認や契約解除の無効などを求めて大阪地裁に提訴していたが、今年6月23日、その請求が棄却されたのである。
「私の弁護士は、無茶苦茶な判決と言っていますよ」
 と語るのは、松本氏。




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