岸田文雄首相は15日、全国戦没者追悼式に出席後、夏休みに入った。
首相就任後初の夏休みで、東日本の保養地に宿泊して静養するほか、ゴルフや読書などをして過ごす。
休養期間は約1週間で、22日に公務に復帰する予定だ。

 首相は7月の参院選での勝利を経て、8月10日に内閣改造・党役員人事を実施。
新内閣の本格始動を前に英気を養う考えだ。

 首相は追悼式などの後、東京・八重洲の大型書店「八重洲ブックセンター本店」に向かい、
「歴史に残る外交三賢人」(伊藤貫著)、「フランクリン・ローズヴェルト」(佐藤千登勢著)、
「サピエンス全史」(ユバル・ノア・ハラリ著)、「同志少女よ、敵を撃て」(逢坂冬馬著)、
「語れるワイン」(渡辺順子著)など約10冊を購入した。休暇中は読書にも多くの時間を充てるとみられる。

 16日は親族などとゴルフのプレーを予定しており、
夏休み前の14日には妻裕子氏と東京・赤坂の室内ゴルフ練習場で約1時間半汗を流した。【菊池陽南子】
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