「弔意の強制」国葬撤回を 宗教者団体、都内で反対会見
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2022/8/18 18:33 (JST)
8/18 18:34 (JST)updated

安倍晋三元首相の国葬に反対する宗教者の団体が18日、東京・永田町の参院議員会館で記者会見し「国民の弔意は権力によって強制されてはならない」と指摘し、閣議決定の撤回を求めた。国葬が予定されている9月27日までの間、市民団体と連携し、都内各地で集会やデモを開いて中止を訴えるという。

 日蓮宗僧侶で「群馬諸宗教者の集い」代表小野文☆(王ヘンに光)さん(74)は「国葬を利用し、政権基盤を強めたいという岸田文雄首相の思惑が見え隠れしている」と批判した。

 カトリック司祭の大倉一美さん(87)は「国葬の実施について国会審議もせず勝手に閣議決定したことは民主主義の衰退だ」などと述べた。