岸田文雄首相(65)は31日、新型コロナウイルス感染による10日間の療養期間を終えて記者会見に臨んだ。

 会見で岸田首相は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と閣僚らの接点が相次いで発覚している状況について「国民の皆さまから懸念や疑念の声をいただいている。自民党総裁として率直におわびを申し上げます」と述べ、頭を下げた。

 同首相は会見で「3点指示した」と説明。全ての所属国会議員を対象に、旧統一教会側との接点の有無を確認する調査を実施し、「その結果を党として取りまとめ、公表するように」と、自民党の茂木敏充幹事長に指示したと話した。また、「団体との関係を断つこと」「関係を持つことがないようにチェック体制を強化すること」も挙げて、厳正な対応をとることを表明した。

 そのうえで「政府を挙げて霊感商法などの被害者の救済に全力で取り組んでいきます」との対策も説明した。

スポニチ

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