[2022/09/13 12:12]

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https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000268182.html


 全国各地でできて、お金もかからない趣味として人気に火がついているのが、「砂金掘り」です。名人に密着してみると、その魅力が見えてきました。

■“金の価格高騰”静かなブーム

 今、幅広い年代で密かなブームとなっているのが、砂金掘り。実際、SNS上にも採取した砂金を披露する、多くの投稿があります。なぜ今、人気なのでしょうか?

 買い取り専門店・なんぼやスタッフ:「金の相場は上昇していますので、(金の)高価買い取りをしております」

 金の価格が高騰するなか、砂金を掘って、一獲千金を夢見る人が増えているのです。

■わずか5分!“天然砂金”ゲット

 果たして、“令和のゴールドラッシュ”はあり得るのか?砂金掘りの名人に密着しました。

 砂金を掘り続けて10年の伊藤亮太さん(40)。過去には、一日で7グラム。今の相場で、およそ6万円分の砂金を見つけたこともあるといいます。

 関東地方のとある町を訪れた伊藤さんは、草木をかき分け、川の中へ入ります。

 伊藤さん:「川の流れがこっちなので、この辺りにたまっている可能性」「(Q.砂金ありそう?)あると思いますよ」

 砂金掘りには、川底の土砂などを掘る、専用の道具「カッチャ」。そして、土砂をすすいで砂金をより分ける「パンニング皿」を使います。

 伊藤さん:「まず、皿を沈めて、土砂を入れる。沈んだ土砂をゆすっていく。ゆする時に必要のない土はどける」

 粒の大きな石や砂利を取り除き、皿に水をためてゆすると、比較的軽い砂や砂鉄は流されますが、重さのある金は、皿の中にとどまるという仕組みです。

 伊藤さんが掘り始めて、わずか5分でした。

 伊藤さん:「あったよ。あったけど、ちっちゃいけどあったよ。これ見えますか?」

 1ミリ以下のとても小さなものですが、早くも天然の砂金をゲットしました。

■場所が重要「川のカーブ付近に…」

■“フリマサイト”でも取引