2022年09月14日20時23分

セブンのATMでお金下ろす時の音が「お金ないでしょ」に聞こえる――。とある利用者が投稿したこんなツイートに対し、セブン銀行公式ツイッターが2022年9月13日に新型ATMの操作音を変更したと報告した。

発端となったユーザーの投稿は21年11月のもの。半年以上を経ての改善報告リプライが、SNS上で注目を集めている。

セブン銀行(東京都千代田区)は9月14日、J-CASTニュースの取材に対し、操作音を変更した経緯について、「当初のコンセプトである『心地よい取引体験』に沿うような取引音を再検討する必要があると判断し、プロジェクトが立ち上がり今回の変更に至りました」と説明している。






9月7日から一部ATMで操作音を変更

セブン銀行は13日、操作音が「お金ないでしょ」と聞こえると伝えたユーザーに向けて、「約10ヶ月ほど前にはなりますが、当社ATMに関するツイートを受け、新型ATMの操作音を変更しました!」とリプライで報告した。

この利用者は同日、「嘘だろ?」と驚きの声を上げつつ、同社からのリプライをツイッターで紹介。この投稿は、14日19時までに3万6000件以上のリツイートや18万7000件のいいねを集めるなど大きな話題になった。

セブン銀行の対応に対し、SNS上では「神対応すぎる。すごい」「日本のセブンはやはり素晴らしい」など絶賛する声が上がっている。

同社は14日、取材に対し、新しい操作音は22年9月7日から聞くことができると明かした。

首都圏を中心に約1万2000台展開されている「新型ATM」では、14日の時点で旧サウンドを聞くことができないという。一方、全国に設置されている「第3世代ATM」では変更されていないとしている。





「『心地よい取引体験』に沿うような取引音を再検討する必要がある」
https://www.j-cast.com/2022/09/14445844.html?p=all