弁護士JP編集部
2022年10月13日 10:17

日本国内の拘置所に収監されている死刑囚(確定・未決問わず)によって創作された、文芸・絵画作品の公募展覧会『死刑囚表現展2022』が10月14日(金)から開催される。
18回目となる本年度は、文芸作品13人、絵画作品16人の応募(重複含)があり、今年7月26日に死刑が執行された、加藤智大元死刑囚の作品も展示される。
文芸では、自らの心情、世相に対する思いを詩や俳句に込めたもの、絵画では色彩豊かなものや、メッセージを描き入れたイラストなど、見るものに強いインパクトを残す作品も少なくない。



選考委員による作品への講評

10月9日には、公募作品の選考委員による講評が行われた。彫刻家 小田原のどか氏は、全81点を応募した加藤智大元死刑囚の作品について、「ボリュームに圧倒される。1枚、1枚何を書いているのか、同じようなテーマを反復しているわけではなく課題が明確である」と全体の印象を語った。

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