京王電鉄は、ハロウィーンで混雑が予想される29日からの3日間、乗客が不安を感じるような仮装で乗車しないよう呼びかけています。

去年10月、映画「バットマン」に登場する悪役ジョーカーに仮装した男が京王線の車内で乗客を刃物で切りつけるなどした事件を受け、京王電鉄は、ハロウィーンで混雑が見込まれるあす29日から31日の3日間、事件を連想させるような仮装など乗客が不安を感じるおそれのある仮装で乗車しないよう呼びかけています。この期間、厳重警戒体制をとり駅の警備員を増やすほか、列車にも警備員を添乗させるなどするということです。

京王電鉄では、ハロウィーンをはさんだ今月24日から来月11日まで警備を強化するほか、車内非常用設備などを知ってもらおうとグッズの配布やポスターの掲示など啓発活動にも力を入れています。テロ行為などへの抑止力を向上させ、万一の場合に備え乗客の被害回避の適応力を強化するなど安全体制の強化に取り組むとしています。

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