※2022年11月10日 7:00 JST
Bloomberg

日銀が金融政策を変更するリスクも変更しないリスクもともに高い
インフレよりもデフレに陥る状況の方が深刻、格下げリスク拡大も

S&Pグローバル・レーティングのキムエン・タン・シニア・ディレクターは、日本国債の格付け変更を判断する上で、「日本銀行がおそらく最重要ファクターだ」との認識を示した。

  タン氏はブルームバーグとの7日のインタビューで、「日銀が政策を変更するリスクも、変更しないリスクも現在かなり高い」と指摘。日銀の想定外の動きは信用力分析の基になる経済シナリオの大幅変更につながり得るとし、金融政策の動向が「以前よりさらに重要な要素になっている」と述べた。

  S&Pは日本の長期債務格付けを「A+」、格付け見通しを「安定的」としている。

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https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-09/RL31VZDWRGG201