時事通信社 11/11(金) 14:55

【ニューヨークAFP時事】
米ニューヨークの裁判所陪審は10日、映画「クラッシュ」で2006年にアカデミー賞を受賞したカナダ人のポール・ハギス監督(69)に対し、レイプされたと訴えていた女性に少なくとも750万ドル(約10億6000万円)の損害賠償を支払うよう命じた。
 
 ハギス監督は13年に映画の広報担当者で当時26歳だった女性をニューヨーク・マンハッタンの自宅で襲ったとして、女性から17年に民事訴訟を起こされていた。女性は声明で「陪審が事実に従うことを選び、私を信じてくれたことに感謝する」と述べた。

 ハギス監督は「クラッシュ」でアカデミー作品賞と脚本賞を受賞。「ミリオンダラー・ベイビー」や「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」で脚本などを担当した。今年6月には性的暴行の疑いでイタリア南部で逮捕されたが、容疑を否認し釈放されていた。 

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