【ニューヨーク共同】暗号資産(仮想通貨)の大手交換所FTXトレーディングが経営破綻した問題で米議会下院金融委員会は16日、実態解明に向けた公聴会を来月開くと発表した。最高経営責任者(CEO)を引責辞任したバンクマンフリード氏を招致する予定で、FTX破綻の余波が広がっている。

 ウォーターズ委員長(民主党)はFTXの破綻が「100万人を超える利用者に甚大な被害をもたらした」と指摘。仮想通貨事業者が政府や議会の監視や規制の外で活動できないようにするための「立法措置が必要」とし、業界への規制強化を進める意向も示した。

共同通信
2022/11/17 06:25 (JST)
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