自民党前幹事長の甘利明衆院議員が、新たな区割りで実施される次期衆院選では新神奈川20区から立候補することを示唆する発言をしていることがわかった。これまで立候補してきた現在の13区(大和市、海老名市、座間市、綾瀬市)は区割り変更で新13区と新16区、新20区に分裂するため対応が注目されていた。

 関係者によると、26日に海老名市内で開かれた後援会の会合で、甘利氏は新たな区割りに触れ、新13区に加わる横浜市瀬谷区にはゆかりがない一方、新20区の相模原市南区は中選挙区時代から関わりがあったという趣旨の話をして、新20区から立候補をめざす意向を示唆したという。

 甘利氏は中選挙区の時代に相模原市や藤沢市、座間市などからなる旧神奈川3区から立候補し、複数回当選している。

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