「例えば、運転免許証の書き換えをする時、警察や交通安全協会に行って講習を受けて、書き換えをやっていると思うんですが。24時間、自分の都合の良い時間に自宅からパソコンで講習を受ける。そういうふうに変えていきたいと思っています」

 25日に出演したネット番組で、河野太郎デジタル・消費者担当相(59)が、運転免許証の更新手続きに関するオンライン化について言及したことに対し、賛否の声が広がっている。

 ネットへの賛成の投稿は、手続きの簡素化を歓迎する意見だ。

《これはいい。会社を休まなくて済むし、長い列に並ばなくて助かる。早くして》

《運転免許証の更新手続きの時間ほど無駄なことはない。高い手数料を払い、そのままゴミ箱行きの教本をもらい、ビデオを見て、現物が交付されるまで待機。オンライン化は当然だろう》

 対して異論は、こんな指摘だ。

《視力検査はどうするのか?結局、オンラインで更新手続きはするものの、後で警察署などに出向いて検査することになるのでは》

《オンライン化できればいいが、替え玉や成りすましの場合、どう防ぐのか。高齢者などは命に係わる話だ》

 また、河野大臣が運転免許証のオンライン講習対象を「マイナンバーカード保有者」に限定する方針を示している、と報じられていることについても、《なぜ、マイナンバーカード限定なのか》、《結局、何が何でもマイナカードを取得させたいということか》、《運転免許証、保険証、そのうち銀行口座…。すべての個人情報を紐づけしたいんだな》といった声が出ている。

 果たして河野大臣の狙いは……。

https://news.yahoo.co.jp/articles/95ac2a13ed85ae163d9fac9fd772f240f9ac384e