文春オンライン 1/17(火) 6:12

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 分煙化が進む昨今だが、たばこをめぐるトラブルはいまだ後を絶たない。ほとんどの愛煙家は分煙ルールを守っているのだが、自分が気を遣っているからこそ、余計にルールやマナーを守らない喫煙者の行動が気になるようだ。その結果、本来はリラックスするための喫煙所が、新たなトラブルを生み出す火種になっているという。

 そんな喫煙トラブルのエピソードを聞いてみた。

隣の席のカップルが、キッと抗議の目を…
 2020年4月の改正健康増進法や、東京都受動喫煙防止条例の施行以降、街中の分煙は加速した。さらにコロナ禍による「密の回避」が奨励されるようになり、喫煙者の居場所はますます少なくなっている。都内在住の喫煙者・伊藤涼太さん(仮名)は、ある出来事で喫煙者の肩身の狭さを実感したという。

「新宿歌舞伎町のTOHOシネマズ新宿近くにある古い喫茶店での体験です。そこは昔ながらの小さな個人経営で、いまどきめずらしく紙巻たばこも吸い放題のまま。紙巻たばこ派の自分は非常に重宝していました。

 ある日の午後、いつものようにこの店でコーヒーを飲みながらたばこを吸っていると、隣の席に20代と思しき普通のカップルが座りました。特に気にしていなかったのですが、そのうちカップルの女の子がゴホゴホ咳き込み始めて、男の子がキッと抗議の視線を向けてきた。何かを言われたわけではないけど、手で煙をあおいだりして、いかにも隣でたばこを吸われて迷惑って感じのジェスチャーをするんです。

 あまりの理不尽さに『いやいや、ほかにもカフェはたくさんあるのに、わざわざたばこ吸い放題の店に来たのはお前らじゃん!』と心の中で悪態をつきましたが、言葉にできるわけはない。仕方なく黙ってたばこの火を消し、カップルが出ていくまで吸うのは我慢しました。

 世間の嫌煙の風潮のせいで自分が喫煙者であることに卑屈になっていて、抗議の目を向けられるとすぐ『すみません』とたばこを消す悲しい習性が身についちゃっているんだと思います」

ベランダでタバコを吸っていたらトラブルに
 くつろげるはずの自分の家も、同居人がいれば気を遣わねばならない。こちらは30代・中江慎太郎さん(仮名)の先輩の話。

「喫煙者の先輩は既婚者で、家で吸うときは換気扇の下ではなくベランダに出て吸っていました。これは家の中が臭くなるからダメという奥さんの意向だそうです。

 その先輩が仕事の都合で引っ越しをしたのですが、新しいマンションのベランダで吸っていたところ、速攻でマンションの管理人から『煙の匂いが洗濯物につくから、ベランダで吸うなと苦情が来ている』という電話が来た。どうやら、上の階の人がクレームを入れたようです。

 家の中でもベランダでも吸えなくなった先輩はもう八方塞がりです。ついに紙たばこから臭いが比較的少ない電子タバコに切り替えたうえで、奥さんになんとか頼み込んで今では換気扇の下で縮こまって吸っているそう」

 法改正以降、コンビニの駐車場などにあった灰皿も次々と撤去され、喫煙場所を求めて街をさまよう喫煙難民が増えている。

「2020年の初夏、法改正に加え、コロナの影響で駅周辺の屋外喫煙所も閉鎖されてしまい、自宅以外で喫煙者の居場所はほぼなくなってしまいました。

※続きはリンク先で
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/6f1c0485aebe55adb4821bd60e118f36629003c6&preview=auto

★1:2023/01/17(火) 10:32:26.50
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