0001クロケット ★
2023/01/26(木) 21:38:45.61ID:4REOgRcZ9こうした新型コロナへの対応が変化していく中、後遺症に悩まされている人が一定数います。後遺症の今を取材しました。
岡山県にある岡山大学病院。
2年前、「コロナ・アフターケア外来」をいち早く開設し、新型コロナの後遺症患者のべ550人の診療にあたってきました。現在、広島からも30人が通院中です。
【岡山大学病院・大塚文男副病院長】
「デルタ株の時でだいたい1.5%ぐらいの患者さんが後遺症として受診されました。オミクロンになってからは0.1%だとか、
あるいは0.01%といって割合としては感染者における後遺症での受診の割合は減っている。
ただ感染の数が非常に多いので一定の方がやっぱり後遺症として受診されるという形になりますね。この外来としては非常にひっ迫しているという状況になります」
一方で、後遺症の症状はこの2年で変化を見せていると言います。
【岡山大学病院・大塚文男副病院長】
「デルタ株の時は嗅覚障害・匂いですね。特に若い方とか10代の方っていうのはけっこう嗅覚・味覚障害が多かった。
また脱毛も多かった。それがオミクロン株のポジションになってからもうぐっと減りました。その分ですね逆に倦怠感、疲れやすいという症状であるとか頭痛ですね、
頭が重たいとか睡眠がうまく取れないといった不眠のようなそういう症状を訴える方がぐっと増えました」
従来株からデルタ株に感染者が移り変わった際、嗅覚障害や味覚障害が増加しましたが、オミクロン株では減少に転じました。
一方で「倦怠感」は、オミクロン株になり3倍に急増しています。
また、睡眠障害も4倍以上に増えるなど、後遺症の内容は変化しています。
そしてもう一つオミクロン株で増えた症状が、「ブレイン・フォグ」。頭に霧がかかったような状態で記憶障害や集中力の低下、頭痛などが見られます。
【岡山大学病院・大塚文男副病院長】
「勉強しようとしても集中できないとか、ふっとするような気が遠くなるとか、人からさぼっているとかですね。
会社や学校で困るケースもあるので私ども診断書が必要な場合は書いたりする」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec73443d453b4c64fe54f268dc3c8f44f8d744db