JR旭川駅で去年2月、ベトナム人男性が刺殺された事件の裁判員裁判で、旭川地裁は殺人などの罪に問われたベトナム人の男に懲役15年の判決を言い渡しました。

判決によりますと、ベトナム人のグエン・ゴック・トゥン被告は去年2月、JR旭川駅の構内で知人のベトナム人、タン・ヴァン・ギアさんの首を刃物で複数回刺して殺害しました。

きょうの判決で、旭川地裁は「首を包丁で何度も突き刺すなど犯行は残忍で、反省の態度もみられない」などと指摘。

一方、犯行の動機について「被害者からのわいせつ行為に怒りを覚え、復讐心を募らせたことは理解できる」などとして、懲役17年の求刑に対し、懲役15年の判決をグエン被告に言い渡しました。

STV
https://news.yahoo.co.jp/articles/66b6e24669d79563935d3b118dfcc545d6fe8ac7