※2023/02/18 07:00
読売新聞

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 教科書会社最大手の「東京書籍」が発行した高校地図の教科書で、約1200か所の訂正があったことが17日、わかった。教科書は昨年4月から高校1年生が使用しており、文部科学省の教科書検定にも合格していた。同社が訂正済みの教科書を再配布する異例の事態となっている。

 同社によると、約1200か所の訂正があったのは、「新高等地図」(全192ページ)。内訳は、誤記や位置の誤りが約50か所あったほか、索引と地図とで地名の表記が異なるものなどが約600か所、都市などの掲載場所を示す索引のページや記号が誤っていたものが約400か所。地名変更など社会情勢の変化に伴うものが約150か所あった。地名の誤記では、南米の「ドレーク海峡」が「マゼラン海峡」とされ、中国内陸部の「陝西省」が「山西省」と表記されていた。

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