遊びのあと保育園児1人を公園に取り残し 千葉 八千代

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20230310/1080020163.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

千葉県八千代市で20分ほどの間、保育園児が1人で公園に取り残される事案があり、
市は市内の保育施設などに対し安全管理を徹底するよう周知しました。

八千代市によりますと8日午前、市の認可保育施設で、保育士6人が、5歳児と2歳児、
合わせて44人を歩いて1分ほどの近くの公園に連れて行きました。
1時間ほど公園で遊び、保育施設に戻ってきたあと、2歳児が1人いないことに保育士が気付いたということです。
このとき、公園を出発してから20分ほどが経っていました。

その直後、公園にいた人から「公園に園児が取り残されている」という電話があり、保育士が公園に向かって
園児の引き渡しを受けたということです。
園児にけがはありませんでした。

この施設ではふだん、年次の違う園児同士でペアを作りその数を数えることで点呼を行っているということですが、
このときは園児に対応している保育士をペアに含んでカウントしてしまい、数え間違いが起きてしまったということです。

八千代市はこの施設に再発防止策の報告を求めるとともに、市内の保育施設などに対し、公園などでの園外活動では
安全管理を徹底するよう周知しました。
市子ども保育課は「交通事故や連れ去り事案の危険性もはらむ、あってはならないミスだ。
点呼の際には複数の目で確認を行うなど、再発防止の徹底を望みたい」と話しています。

03/10 19:59