ゴミがたまると自動で圧縮「スマートごみ箱」観光地など設置へ

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20230316/2010016905.html
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京都市の観光地などで、ゴミがたまると自動で圧縮しあふれることを防ぐ
「スマートごみ箱」が新たに設置されることになり、お披露目式が行われました。

16日は京都市中京区の河原町三条の交差点で、除幕式が行われ、「スマートごみ箱」を寄付した
大津市の廃棄物処理業者の社長に京都市の門川市長から感謝状が贈られました。
このあと、デモンストレーションが行われ、上から押しつぶす形で用意されたゴミを5分の1に大きさに圧縮する様子が披露されました。

このゴミ箱は太陽光発電で稼働し、一定の量がたまればセンサーが反応し自動で圧縮する仕組みです。
また、たまったゴミの量はインターネットを使って遠隔で確認できるようになっていて、
ゴミがあふれそうになれば市の関係部署に通知されることになっています。

京都市では、ポイ捨て防止のため観光地などでゴミ箱を設置していますがゴミがあふれることが問題になっていて、
今回は3か所でそれぞれ「スマートごみ箱」が2基ずつ設置されます。
京都市では今後年間2台ずつ寄付を受け、10年間であわせて24基を設置することにしています。

京都市まち美化推進課の宮内博之 担当課長は、「観光シーズンを迎えてもゴミがあふれる心配がないゴミ箱なので、
まちの美化と収集の効率化をいっそう進めたい」と話していました。

03/16 17:47