豊田自動織機は17日、フォークリフト用エンジンで排出ガスの国内認証に関する法令違反の可能性を確認したと発表した。計3機種のエンジンを搭載するフォークリフトの出荷停止を決めた。停止対象は月産1400台規模に当たる。

 国土交通省は、エンジンの型式指定申請を巡り不適切な行為があったとして、豊田自動織機に全容解明と再発防止策の策定を指示したと発表。立ち入り調査をして事実関係を確認し、厳正に対処するとしている。

 大西朗社長は17日、名古屋市で記者会見し、エンジン認証問題に関し「多くの関係者の皆さまに多大な迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる」と陳謝した。

共同通信23/03/17 16時40分
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