ベトナム人不法残留者の構成比は全体の19.4%で、国籍・地域別で韓国の1万0508人(全体の14.9%)を上回って最多となった。
ベトナムは、2020年1月1日時点と2021年1月1日時点では国籍・地域別トップ、2022年1月1日時点では4位だった。

 ベトナム人不法残留者数を在留資格別で見ると、◇短期滞在:5438人、◇技能実習:4799人、◇特定活動:1732人
◇留学:891人、◇日本人の配偶者等:8人、◇その他:840人となっている。

不法残留者の総数は7万0491人で、2022年1月1日時点と比べて+5.6%増加した。

 不法残留者の多い上位10か国・地域と人数、増減は以下の通り。


◇ベトナム:1万3708人(2022年1月1日時点比+91.8%増)
◇韓国:1万0508人(同▲9.7%減)
◇タイ:9549人(同+22.7%増)
◇中国:6782人(同▲12.1%減)
◇フィリピン:4662人(同▲9.4%減)
◇インドネシア:3185人(同▲7.7%減)
◇台湾:2873人(同▲13.4%減)
◇スリランカ:1595人(同+21.2%増)
◇マレーシア:1474人(同▲12.9%減)
◇カンボジア:1185人(同2.41倍)
◇その他:1万4970人(同▲12.3%減)

VIET JO 2023/03/29 05:45 JST配信
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